歯周病について

歯を失わないためには歯周病の予防が重要です

むし歯と並んでお口のトラブルの代表とされる歯周病は、実は大人が歯を失う原因の第1位です。むし歯と違って自覚症状が出にくいという点が、より歯周病を厄介にしていると言えるでしょう。歯周病は予防ができる病気ですので、しっかり予防してお口の健康を維持することが大切です。大野城市近辺(春日市・太宰府市・筑紫野市など)の「くぼ歯科クリニックこども歯科クリニック」は、歯周病治療だけでなくその先にある予防・メインテナンスを重視しています。

歯周病とは?

歯周病とは、歯や歯ぐきに付着した歯周病の原因菌によって引き起こされる歯ぐきの炎症です。進行していくと次第に歯を支える顎の骨が溶かされてしまい、最終的には歯が抜けてしまう事態にも至ります。

  • 歯ぐきがプヨプヨして赤く腫れている
  • 固いものを食べたりブラッシングをしたときに出血する
  • 朝起きると口の中がネバネバしている
  • 歯と歯の間に隙間ができて、食べかすが挟まりやすい
  • 歯が長く見える気がする
  • 口臭がするようになった
  • 歯肉を押すと膿が出てくる
  • 歯がぐらぐらする
  • 歯の根っこまで見える

このような症状に心当たりがあったら、歯周病を疑いましょう。歯周病は痛みなどの分かりやすいサインがないので、なかなかご自身では気付きにくい部分もあります。早期発見・早期治療できるように、そして何より、そもそも歯周病にかからないように、定期的な歯科医院の利用を心がけましょう。

「OHIS」とは

OHISはアメリカの歯周病専門医のグループが中心となり、10かけて開発をした、歯周病のリスク評価ツールになります。
歯周検査と問診で得た情報をOHSIに入力し、インターネットで米国PREVISER社のデータベースに送信します。数秒~数分後、評価レポートがインターネット経由で返ってきます。蓄積され続ける膨大な疫学データをもとに構築した、世界基準のリスク評価を提供することができます。

収集した情報を入力するだけでわかります。

患者レポートクリニカルレポート

将来の予測ができる「OHIS」

レントゲンや歯周病の検査をしたことがある患者さんは多いのではないでしょうか。
しかし、その結果を専門的に説明されても、なかなかイメージしにくく、自分の口腔内環境を良く把握出来なかったという患者さんは多いのではないでしょうか。
歯周病の状態をより分かりやすく数字や色で説明ができる「OHIS」を当院では導入しています。
歯周病のリスクを1~5・病状を1~100の数字にし、青・緑で健康を表し、赤は危険な状態であることが目に見えてわかるようになっています。
「OHIS]は現状だけでなく、過去のデータと比較することで、将来の予測も可能となっています。

15年後の喪失リスクについて

15年後の喪失リスクについて

歯周病の治療法について

比較的軽い歯周病であれば、歯や歯の周りを清潔に保つ治療を続けることで治すことができます。
しかし、炎症が歯肉の奥まで進行し、歯周組織の破壊がひどい場合には、歯周組織を回復させるための手術(歯周外科手術)が必要となります。
この手術の際に、歯周組織再生材料という手術治療を補助するための、歯科用の材料が使われることがあります。

エムドゲイン®ゲルとは

エムドゲイン®ゲルは、スウェーデンのビオラ社で開発されたブタ歯胚組織を使用した新しい歯周組織再生用材料です。エムドゲイン®ゲルの主成分(エナメルマトリックスデリバティブ)は、子供の頃、歯が生えてくる時に重要な働きをするたんぱく質の一種です。現在の科学水準に基づく高い安全確保の下、幼若ブタの歯胚から抽出精製したもので、世界44ヶ国以上で使用されています。

エムドゲイン®ゲルを使った治療方法

手術の前に、歯周組織の状態を調べるため、歯周ポケットの深さを計ったり、レントゲンを撮ったり、その他治療に必要な検査を行います。
エムドゲイン®ゲルを使った治療が行えるかどうかは、歯周病の程度や患者さん自身の健康状態によって異なります。

歯周外科手術は麻酔をかけて行います。まず最初に治療する部分の歯肉を切開し、剥離します。
次に歯根表面の清掃を行い、エムドゲイン®ゲルを塗布します。
最後に切開した歯肉部分を縫合し、手術は終了となります。
手術にかかる時間は約1時間前後で、術後しばらく休んでいただいた後、帰宅することができます。